震災で取引先の売掛金の回収を心配
前略 私は仙台で木炭を中心とした、小さな燃料店を営んでおる者です。
創業は120有余年に成りますが、ここ30年近くは売上も伸び悩み、特に12・13年前位からは、東京や神戸などの大手業者が仙台圏にも進出してき、7年連続の赤字に悩まされております。
ご存知の様に、先日3月11日に発生した東日本大震災(東北関東大震災)の最大被災地であります宮城県に住んでおります。
仙台の隣に名取市があり、そこに閖上と言う地区があります。
テレビニュースや、新聞報道等では、街ごと大津波に浚われ、壊滅した街と報道されています所の一つです。
仙台を中心とした宮城県の名産品に、笹蒲鉾があります。
その発祥地であります閖上の二社(社長同士が従兄弟関係の会社)に、木炭を納品させて頂いておりました。
笹蒲鉾発案者の直系(分家ではなく本家と言う意味です)であります、一方の会社は毎月の取引高も多く、特に年末近くのお歳暮時期や、お盆の時期はお土産品として重宝され、取引額も多くなります。
取引は月末締めの翌月15日払いで行わされておりました。
売買契約書等の書面は交わしておりません。
当店の利益のかなりのパーセンテージを占めております。
今月も8日に納品して来たばかりです。
そこに持ってきて11日の大地震が発生しました。
当日は完全なライフラインの遮断でテレビも見れず、情報も入って来なかった訳ですが、翌日の新聞を見て閖上の情報が入って来た為、直ぐさま社長の携帯に安否確認の連絡しましたが、留守番電話でメッセージを残しましたが、現在も連絡がありません。
また名取市閖上地区に会社は在りますが、仙台名産と名を打って、販売の大半も仙台市内で行われており、当店の直ぐ近くにも販売店舗が在りますが、本日現在も「当分の間閉店します」の貼り紙がされたまま閉まっています。
閖上に行ってみようかとも思いますが、余震に因る津波の心配と、ガソリン給油のタイミング誤りに因るガス欠の心配があり(仙台港コンビナート火災に因る東北全体のガソリン・灯油・LPガス等の石油製品不足の為に給油が受けられないから)、名取市役所に電話してみますと、家屋の瓦礫や車等が道路上に散乱していて、目的の会社には現時点では、近付けない惨状だそうです。
社長夫妻や多くの従業員が生存し、此からも復興に向け、意欲が確認出来るのでしたら、当方も大変経営的には苦しいのですが、復興するまで支払いを待ってみようとも思います。
復興後も売上が期待出来るからです。
しかし最悪のシナリオで、社長夫妻も従業員も、そして会社そのものも、もうこの世に存在しなかった場合、残念ですが2月3月分の売掛金をどうにかして、回収したいのですが、どの様な手続きを取れば良いのでしょうか。
3月16日及び17日現在で、口座への入金の確認は取れておりません。
当然、ある規模の会社ですので、それなりの借財も銀行等に有るでしょうし、従業員の親族等がいれば、震災日までの賃金の支払いも有るでしょうし、労災等の支払い(保険に加入しているでしょうから、この場合は労災保険会社から支払われるのでしょうが)も有る事を前提としてです。
何分にも法律には、全くのド素人ですし、また金銭的にも余り掛けずに済む良い方法を、アドバイスして下さい。宜しくお願いします。
【ご返答】
こんにちは。
まずはできることをやっていくしかないようですね。
震災は誰が悪いわけでもありません。
その取引先の社長がわざと支払いをしていないわけではありませんので、気持ちを切り替えて、できることをやるしかないと思います。
まずは、社長に連絡を取り続けることですよね。
そして、少し落ち着いたら現地に行ってみることですよね。
できることといえば、それぐらいではないでしょうか。
もし社長が亡くなっていれば、そのときに考える必要がありそうですよね。
裁判をすれば、当然、判決はでますから、その会社に財産があれば差し押さえることができます。
しかし、財産がないようだと、回収は無理になります。
ですので、そのときに考えればよいと思いますよ。
ご自身は生きていたのですから、やり直しはいくらでもできます。
その社長が生きていたら、やはり、やり直しはいくらでもできます。
ですので、今はあまり心配しないで、できることをするしかないと思いますよ。
またいつでもご連絡ください。
無料法律相談はこちら
Amazonで法律トラブルを調べる

|
|