ビルの新オーナーに一方的に立退き請求された
突然のメール失礼いたします。
不動産トラブルで悩んでいた所、先生のホームページを拝見し「グッ」っと来るものがあったので相談させて頂きます。
私が経営するマッサージ治療院が入っているテナントビルが昨年末、競売によって落札されました。
新オーナーはビルを解体し転売する意向で当初は「すぐ出て行け!」の一点張りでしたが、私を含め各入居者が固辞していると「6ヶ月は居座って良いが家賃は値上げする」と平成20年1月22日付で伝えられました。
従来 家賃88.200円(税込) 管理費36.750円(税込) 計124.950円
新家賃178.500円
管理費込みだとしても53.550円の値上げ、純粋に家賃だけなら90.300円の値上げとなりとても承服できるものではありません。
昨年末に弁護士さんにも有料で相談しましたが「弁護士費用がかかるだけだから先方と自分で話してみなさい」と「ありがたい」お言葉を頂き途方に暮れておりました・・・
今回の件で自分なりに勉強し供託金・・・内容証明・・・など様々な物が「ぼんやり」とは見えてきましたが専門知識も無いので自力で打開出来るか不安です。
ちなみに・・・
※私は抵当権を付けられた後に入居しました。
※現テナントは約13坪、築25年程で家賃相場は管理費含150.000円位です。(今考えると訳有物件だか だから格安だったんです)
※旧オーナーとの契約は平成20年3月末日で切れ本来ならば4月に更新予定でした。
※新オーナーへの所有権移行は平成20年2月12日の予定です。
慌てて引越し先を探す訳にもいかないので取り合えず6ヶ月間は現テナントビルに居ながらこの先を考えようと思っていますが法外な家賃の値上げには納得出来ません。
先生からの良きアドバイスを是非お願いいたします。
よろしくお願い申し上げます。
【ご返答】
こんにちは。
まず、新オーナーに対してですが、賃借権を主張できると思います。
賃借人が新オーナーと新しい契約を交わすのではなく、新家主が旧家主の契約を引き継ぐのが法律の見解です。
ですので、旧オーナーとの契約が有効ですので、もちろん契約は自動更新となりますし、一方的な立退き請求に対して真っ当に反論できると思います。
値上家賃についてですが、おっしゃるとおり、供託すれば良いと思います。
まずは、適正と思われる金額を主張し、この際に内容証明などで通知しておくと、後々の証拠になります。
そして、その金額で支払い、それを新オーナーが受け取らない場合は、ご自身の適正と思う金額を法務局に供託すれば、契約解除される法的要因はないと思います。
ただ、相手が訴訟を起こせば、家賃の金額は裁判所にゆだねられますので、供託したものが少なければ差額と差額の利息を支払うことになります。
裁判所でその法外な家賃を認めることは無いと思いますので、あまり心配することはないと思いますよ。
どう見ても、相手方の自分勝手な要求だと思います。
またいつでもご連絡ください。
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