会社の借金の連帯保証人になったが降格させられた
早速ご相談させていただきます。
お力を貸して下さい。
解決の糸口が見つからず困ってます。
用件は私の父が会社の連帯保証人になりその解除はできないものなのでしょうか?との相談です。
数年前、父は取締役社長に就任しました。
それまでの社長は会長となり、業務は父に大半を任せる形となりました。
その時期に新しい機械を導入する為に銀行から数千万円の借り入れをしたそうなんです。
当時父は反対はあったようですがやはり役職に着いていたために反対を押し切れず会社のためにと連帯保証人になってしまったそうなんです。
しばらくして父は急に取締役から外され、降格どころか役職すらつけてもらえない平社員にさせられました。
理由は業績の不振。
その後任として以前から会社には在籍していた会長の息子が社長に就任しました。
取締役を外れたのを機会に連帯保証人の解除が出来ないものかと会長に再三にわたり相談しましたがなかなか決定的な返事がもらえず。
そうこうしていた時に会長は持病を患って亡くなってしまいました。
それからと言うもの、後任社長(息子)、社長の嫁が経営するようになり、父にたいするイジメともとれるような行為が続きました。
給与の大幅カット、会長が亡くなったのは父のせいだと得意先にいいふらす、会話を議事録と称しカセットに録音、35年働いてきた父だけボーナスはパートよりも半額以下。
などなどかききれませんが精神的に追い詰められ定年を目前に退職を決意しました。
会社とは無縁になる為、再度時間を設けて連帯保証人解除をお願いしたところ、嫁から「アンタか勝手になった、そんなに抜きたいなら自分で銀行でも行って相談しなさいよ。」と取り合うしまもない様子です。
なんなら第三者を立てる、(弁護士さん)と言い放ったのです。
社長は嫁のいうがままで話し合いにならかったようです。
父や故会長が借り入れ導入した機械は今も稼動し、運営されている訳です。
それなのにあまりにも理不尽な言われようで悔しくてたまりません。
父も精神的にも肉体的にもかなり参ってしまっています。
はんこを押した以上責任がかせられてしまうのが現実かもしれません。
でも実際精神的苦痛を受け追いやられた様に退職するにもかかわらず退職後も責任だけを押し付けられなければならないのでしょうか??
今のところ毎月百万円程度の返済は続いている様で、話を切り出した際に「何怖がってんのよ!!会社は潰れないわよ!!」と言ったかと思えば「アンタが抜ければ月に百万返してたのが150万になるから困る」だの感情的で話にならないのです。
でも話を聞く限り経営状態はあまり良くなく、倒産も時間の問題では…と思ってます。
もう当人同士での解決は無理そうですし、お忙しいとは思いますが何か助言をいただければと思います。
毎日辛そうに会社に向かう父を見ると胸が苦しくなります。
現社長や嫁からの仕打ち許せません。
最初から計画的に保証人にするつもりだったのでしょうか??
専門家のご意見お聞かせ下さい。
解りずらい文章かとは思いますがよろしくお願いします。
【ご返答】
こんにちは。
残念ですが、連帯保証人を抜けることは出来ないと思います。
会社の債務を一時的にでも、全額返済しなければ連帯保証人は抜けられないのです。
銀行と話し合う方法はあると思います。
条件としては、残債務をいくらか払うという条件で抜く、ということを聞いたことがあります。
連帯保証人を抜けるというのは、かなり難しいことなんです。
会社の債務がどれくらいあるかはわかりませんが、連帯保証人になってしまって、かなり心配等でお疲れでしたら、いっそのこと開き直ってみてはいかがですか?
例えば、今のところは会社が支払っているわけですよね。
会社が支払えないようになったときに、初めて考えるようにする。
連帯保証人に請求が来たときになって、自己破産や支払い方法の変更の交渉などを考えてみる。
とりあえずは、今はあまり悩まない方がよいのかもしれません。
連帯保証人とはそれほどなってはならないものなのです。
お父さんには開き直るように言ってみてください。
僕の方でもいつでもご連絡ください。
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