隣家の暴行で損害賠償したい
初めまして。
ホームページを拝見させて頂きました。
メールでの無料相談ができるとの事で、有り難く利用させて頂きたいと思います。
私は今、隣人との騒音トラブル、そしてこれが原因となっての暴行事件で悩んでおります。
先ずは簡単な状況説明をさせて頂きます。
私は37歳女、友人(女)と一緒に住んでいます。
今の住まい(戸建・借家)には、一昨年の8月に越して来ました。
健康上の理由から在宅で仕事をしています。
因みに、この家は十数年空き家だったそうです。
そして、隣のマンションの一階に社員4〜5人程の印刷会社があり、この会社が出す騒音がトラブルの原因で、去年の3月から揉めています。
ことの発端は、去年の3月に、この会社の社長が夜9時過ぎに、外に出て大声で電話していた所を注意した事です。
それまでにも、この会社の出す騒音には不満を抱いており、この社長の奇行(外で寝たり窓から出入りしたり等)を目にして来て、あまり心象は良くありませんでした。
それからは、この社長による嫌がらせとしか言い様のない行為が続き、何度も口論になったり、警察に通報したりと色々ありましたが、こちらの、気を使って欲しい、静かにして欲しい、という要求は無視されてきました。
そして先日の3月15日に、問題の暴行事件が起こりました。
きっかけは、夜の10時過ぎに大音量でテレビをつけていた事を私が注意した事です。
私は窓越しに、テレビを指さして音量を下げて欲しいとジェスチャーで示しました。
直ぐに私に気付き外に出てきた社長は、訳の分からない事を怒鳴り散らしていましたが、私は兎に角テレビの音量を下げろと言い続けました。
そしたら、私の胸ぐらを掴み暴力を振るってきて、その騒ぎを見て止めに入った同居人の髪までを掴み暴力を振るいました。
結果として、私は両肘と左膝の擦り傷と打撲の怪我を負いました。
110番通報をし、その後警察署へ行き、私たちは被害届を出し、その社長は2日拘留されたそうです。
警察の方からは、向こうは顧問弁護士が居ると言ってるから、騒音問題は弁護士と話して解決して、との事でした。
私たちとしては、向こうから示談を申し入れて来るとは思っていませんでしたが、26日に検察事務官(?)という方から連絡があり、向こうの弁護士がこちらの連絡先を知りたいとの事で、連絡先を教えました。
何らかの接触があるものと待っていたのですが、未だに連絡はありません。
私たちとしては、騒音問題に関しては、きちんと話し合いをしなければ、また揉め事が起こり得るだろうと思っています。
事件から半月経ち、色々考えてきましたが、私たちへの暴行は決して許せないが、これからも隣同士で生活していかなければならないと思うと強く出る事も躊躇してしまう。
こんな感じで結論が出せずに悶々とした日々を過ごしています。
そこで、今後の事なのですが、多分向こうからの接触は無いでしょう。
これまでと同じで、このまま何事も無かったかの様に過ぎて行くと思います。
現にそうなのですから。
こういった態度も私たちの怒りを増長させる要因で、これまで騒音で嫌な思いをさせられ続けて来た事と暴行を受けた事に対する怒りを何らかの形で示したいと考えています。
騒音に対する苦情を無視して、改善せずに出し続け、ましてやこちらに対し「出ていけ」と4・5回言った事による精神的苦痛、暴行を受けた事による精神的苦痛、暴行を受けて怪我をした事に対する損害賠償請求、厳しい処分を要求する告訴も辞さないという事を内容証明郵便で送ろうかと考えているのですが、専門家の意見をお聞きしたいと思っております。
随分と省略して書きましたので、このメールで状況が把握出来るかどうか不安ではありますが、何卒宜しくお願い致します。
【ご返答】
こんにちは。
>騒音に対する苦情を無視して、改善せずに出し続け、ましてやこちらに対し「出ていけ」と4・5回言った事による精神的苦痛
騒音などの被害は、立証しにくいので、裁判にするとなるとどれくらいの音なのかなどの立証が必要になります。
この音量は市や県などで調べてくれると聞いたことがあります。
問い合わせてみてはどうでしょうか。
ただ、相手に顧問弁護士がいるのであれば、ご自身も弁護士に頼んで、裁判での決着になると思います。
>暴行を受けた事による精神的苦痛、暴行を受けて怪我をした事に対する損害賠償請求、厳しい処分を要求する告訴も辞さないという事
これは、効果があると思います。
ところで、告訴はしたのですか?
していなのであれば、損害賠償請求はするべきだと思います。
損害賠償に応じるなら告訴を取り下げる、などです。
このような相手にはしっかりと主張して賠償してもらう方が良い場合があります。
それによって、相手がこちらを手ごわいと感じると、騒音も出さなくなる可能性があるからです。
黙っていれば、相手は図に乗るだけですから、しっかりと主張することも必要だと思いますよ。
わからないことなどあれば、遠慮なくご連絡ください。
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