見積書が取引先に届かず損害賠償したい
突然のことですが宜しくご教授賜りたくお願いします。
私は自営業です。
先般、取引先の大企業への提案が受入れられ、競合他社を抑えて指名されました。
しかし、後発であったため特に技術的、そして費用の総額で評価されての結果です。
取引先は上期予算で処理するため、稟議書に詳細な見積書を添付しなければならず、見積書の提出の期限を設定されました。
期限までには2週間ほどあり、何も問題ないと思っておりました。
取引先とは内示を得ていることで、作業を開始することの了解も得ていました。
私も協力先も作業を開始しておりました。
この作業を開始するに当り、取引先からは、念の為ということで、期限までに万が一にも見積書が間に合わなければ、社内処理に問題が発生するので契約できないことを明確に言われていました。
それだけギリギリの期限でした。
しかし、協力先が見積を計上するのに修正したり見直ししたりで手間取ったことと、私の出張が重なったことで、見積書が完成したら取引先の社長が私の印を押しに来て郵送することにしました。
宛先も宛名も明確に記述したメモをわたし問題ありません。
遠方であるため、期限の前日に速達で郵送することも私から取引先に連絡し了解を得ました。
郵便局に確認すると今日の午前中に速達で出せば、明日の期限日の午前中には着く予定とのことでした。
しかし、現物は、期日の午前中どころか着きませんでした。
その原因は、何故か、宛先の郵便番号が未記入、住所の一部が漏れ間違っていました。
よって、現物は戻ってきた。
これで、私は取引先と契約できず、更に「今後、取引はできない」と厳しく叱責される始末です。
これによって、既に作業をしていた実害と、大きな機会損失を発生し損害を被りました。
協力先は謝罪するだけで何の責任も取ろうとする態度が見受けられません。
よって、損害賠償請求(慰謝料も含む)を訴訟しようと決断しました。
ところが、協力先の不法行為(過失)および債務不履行(履行遅滞)は証拠を揃えることは出来ますが、取引先が何も協力しないと言われています。
これでは、訴訟しても取引先の証拠が見積書だけで、名前を載せることも拒否されました。
この損害賠償を勝ち取る手段はあるのでしょうか。
【ご返答】
こんにちは。
>この損害賠償を勝ち取る手段はあるのでしょうか。
その協力先のミスで損害が実際に出ているのであれば、損害賠償請求は出来ると思いますよ。
その協力先は仕事として、要するに、お金を払って協力してもらったのでしょうか?
そうであれば、当然に債務不履行になりますよね。
また、取引先が協力しなくても訴訟はできます、そして、取引先の名前は使っても大丈夫だと思いますよ。
もう関係ないわけですから。
それに取引先を具体的に記載しないと、訴状は作成できません。
損害の内容や損害が発生した原因を訴状に記載して、訴訟を申し立ててみてはどうですか?
とりあえず、証拠は見積書だけでよいと思いますよ。
わからないことなどあれば、遠慮なくご連絡ください。
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